【免許取り立ての自動車保険はいくら?】初心者が保険料を安くする方法を解説

免許を取って自分の車を購入するとき、「自動車保険って結局いくらかかるの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
特に18歳〜20代前半の免許取り立ては、親世代と比べて自動車保険料が高くなりやすい傾向があります。初めて自動車保険を契約する場合は原則6等級からスタートし、さらに若い人ほど運転者年齢条件を広く設定する必要があるためです。日本損害保険協会によると、自動車保険は初契約では6等級から始まり、無事故で1年間経過すると翌年7等級へ上がります。
ただし、「免許取り立てなら年間○万円」と一律に決まっているわけではありません。年齢だけでなく、車種、使用目的、年間走行距離、車両保険の有無、運転者の範囲などによって保険料は大きく変わります。
この記事では、免許取り立ての自動車保険はいくらくらいなのか、なぜ初心者は高くなりやすいのか、保険料を抑える方法まで分かりやすく解説します。
免許取り立ての自動車保険はいくらくらい?
結論からいうと、免許取り立ての自動車保険料は条件による差がかなり大きいため、年齢だけから正確な相場を出すことはできません。
ひとつの参考例として、アクサダイレクトが公開している2026年のモデルケースでは、23歳・ワゴンRスマイル・6S等級・21歳以上補償・車両保険ありという条件で、年間保険料は120,990円、インターネット割引適用後は102,990円となっています。月額換算すると約8,600円です。
ただし、これはあくまで特定条件での試算です。
18歳や20歳であれば年齢条件がさらに広くなる可能性がありますし、普通車なのか軽自動車なのか、車両保険を付けるかどうかでも料金は変わります。
そのため、
「初心者の保険料はいくら?」という質問への答えは、
年間10万円前後になるケースもあれば、それ以上になることもあるため、自分の条件で見積もりを取るのが最も確実
ということになります。
なぜ免許取り立ての自動車保険は高いの?
初心者だから一律に追加料金が設定されるわけではありませんが、免許取り立ての人は結果的に保険料が高くなりやすい条件に該当することが多くあります。
若い人は年齢条件を狭められない
自動車保険には、補償する運転者の年齢を限定することで保険料を抑える「運転者年齢条件」があります。
たとえば東京海上日動では、
「年齢を問わず補償」
「21歳以上補償」
「26歳以上補償」
「35歳以上補償」
という区分が設定されており、21歳以上・26歳以上・35歳以上などに限定すると保険料が割安になります。
18歳や20歳の場合は「年齢を問わず補償」が必要になるため、21歳以上の人と比べて保険料が高くなる傾向があります。
初契約は6等級からスタートする
自動車保険では事故歴などに応じて1〜20等級が設定され、等級が高いほど保険料の割引率が大きくなる仕組みがあります。
初めて契約する場合は原則6等級からのスタートです。そこから1年間無事故なら翌年7等級となり、さらに無事故を続ければ等級が上がっていきます。
長期間無事故で20等級になっている親と、初めて契約する初心者では、この等級差によっても保険料に大きな違いが出ます。
自動車保険料は何で決まる?
年齢と等級だけでなく、保険料にはさまざまな条件が影響します。
自動車保険では、車の型式ごとの事故実績などに基づく「型式別料率クラス」が使われるため、同じ年齢でも乗る車によって保険料が異なります。日本損害保険協会の2026年版標準例でも、自家用乗用車では型式ごとに料率クラスが設定され、数値が大きいほど保険料が高くなる仕組みが示されています。
そのほかにも、使用目的が「日常・レジャー」なのか「通勤・通学」なのか、年間走行距離がどのくらいなのか、本人だけが運転するのか家族や友人も運転するのか、車両保険を付けるのか、といった条件によって保険料は変わります。
そのため、友人が「年間8万円だった」と言っていても、自分も同じ金額になるとは限りません。
免許取り立ての自動車保険を安くする7つの方法
複数の保険会社から見積もりを取る
まず取り組みたいのが、保険会社を比較することです。
同じ車・同じような補償内容であっても、保険会社ごとの料率や割引制度によって保険料は異なります。
初めて車を購入すると、車両本体価格や駐車場、税金など考えることが多く、「ディーラーで勧められた保険でいいか」とそのまま契約してしまいがちです。
しかし自動車保険は毎年支払う固定費です。仮に年間2万円違えば、5年間では10万円の差になります。
まずは自分の条件で複数社を比較し、保険料の目安を把握してみるのがおすすめです。
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運転する人を必要以上に広げない
自分しか運転しない車なのに、家族や友人まで広く補償対象にすると、保険料が高くなる可能性があります。
損保ジャパンなどでは「本人限定」「本人・配偶者限定」といった運転者限定を設定することで、補償範囲を限定して保険料を抑えられる仕組みがあります。
ただし、限定条件から外れた人が運転して事故を起こすと補償されない可能性があるため、実際に運転する人に合わせて設定する必要があります。
21歳・26歳など年齢条件が変わるタイミングで見直す
18〜20歳では年齢を問わず補償となっていても、21歳になれば「21歳以上補償」、26歳になれば「26歳以上補償」を設定できる場合があります。
年齢条件を狭めることで保険料が安くなる可能性があるため、誕生日を迎えたタイミングで一度契約内容を確認しておきましょう。
車両保険の内容を検討する
自分の車の修理費などを補償する車両保険を付けると、一般的にはその分だけ保険料は高くなります。
ただし、免許取り立てだからといって「高いから車両保険を全部外そう」と単純に考えるのはおすすめできません。
新車や高額な車で事故を起こした場合、自分の車の修理費を全額自己負担する可能性もあるためです。
車両価格や貯蓄状況を考えながら、補償範囲や免責金額を調整しましょう。
軽自動車や保険料を抑えやすい車種も比較する
これから車を購入する段階であれば、車選びも保険料に影響します。
型式別料率クラスによって車種ごとに保険料が異なるため、「車両価格が安い=保険料も必ず安い」とは限りません。
車を購入する前に、候補となる車種ごとに保険見積もりを取っておくと、購入後の維持費を比較しやすくなります。
無事故を続けて等級を上げる
最も基本的ですが、長期的に大きな効果があるのが無事故を続けることです。
6等級からスタートしても、事故がなければ毎年等級が上がり、保険料の割引率も大きくなります。反対に、事故で保険を使うと事故内容によって等級が下がる場合があります。
保険料を抑えるという意味でも、安全運転を続けることが重要です。
親の等級を引き継げるケースも確認する
家庭内で車を増やしたり譲り受けたりする場合、条件によっては親の自動車保険の等級を引き継げるケースがあります。
ただし、誰でも自由に等級を移せるわけではなく、同居状況や車両入替など条件があります。
「親が20等級だから自分も20等級で契約できる」と自己判断せず、保険会社へ確認してください。
親の車を運転するだけなら新しく年間保険へ入る必要はある?
自分の車を持たず、親の車をたまに借りるだけなら、自分名義で年間の自動車保険へ加入しなくてもよいケースがあります。
まず確認したいのは、親の自動車保険で自分が補償対象になっているかどうかです。
同居している子どもの場合は年齢条件が適用されることが一般的で、親の契約が「26歳以上補償」なのに18歳の子どもが運転すると、補償されない可能性があります。東京海上日動でも、記名被保険者・配偶者・同居親族などのうち、実際に運転する最も若い人に合わせて年齢条件を設定するよう案内しています。
詳しくは、**「免許取り立てで親の車を運転するときの保険はどうする?」**の記事も参考にしてください。
帰省したときなど一時的に車を借りるだけなら、条件によっては1日自動車保険を利用する方法もあります。
免許取り立ての自動車保険に関するよくある質問
18歳の自動車保険は高い?
18歳は年齢条件を「21歳以上」などに設定できないため、保険料が高くなりやすい傾向があります。SBI損保も、20歳で契約する場合は「年齢を問わず補償」となり、年齢条件上は保険料が高い区分になると説明しています。
21歳になると安くなる?
保険会社の商品によりますが、「21歳以上補償」を設定できるようになることで保険料が下がる可能性があります。21歳・26歳など年齢条件が変わるタイミングでは、契約内容を見直す価値があります。
初心者マークを付けていると保険料は高くなる?
「初心者マークを付けているから」という理由だけで保険料が決まるわけではありません。自動車保険料は年齢、等級、車種、使用目的、運転者の範囲など複数の条件から算出されます。
軽自動車なら必ず保険料は安い?
必ずしもそうではありません。自動車保険では型式別の料率クラスなども使われるため、具体的な保険料は車種ごとに見積もる必要があります。
まとめ|免許取り立てこそ自動車保険は比較して決めよう
免許取り立ての自動車保険は、若い年齢条件や初契約の6等級などが影響し、保険料が高くなりやすい傾向があります。
ただし、年齢だけで「年間○万円」と決まるものではありません。車種、使用目的、走行距離、車両保険、運転する人の範囲などによって料金は大きく変わります。
だからこそ、初めて自動車保険へ加入するときは、1社の料金だけを見て決めるのではなく、複数社の見積もりを比較することが大切です。
特に18〜20代前半は保険料が高くなりやすいため、年間数万円の違いでも長期間では大きな差になります。
「自分の場合はいくら?」を知りたいなら、実際の条件を入力して比較するのが一番早い方法です。
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