12月に入りいよいよ寒さが増してきましたが、猫の寒さ対策は万全ですか?
猫はこたつで丸くなる♪という歌があるくらい、猫は寒さに弱い動物です(例外もいますが)
この記事では、猫の寒さ対策とおすすめのグッズをご紹介していきます!
猫は寒がりな動物
猫の祖先にあたるリビアヤマネコは、北アフリカの水の少ない砂漠地帯に生息していました。このことから猫が寒さや水に弱い理由がわかりますね!!
さらに言うと猫は、筋肉量の少ない動物でもあります。
猫というのは一日12時間から16時間も睡眠を必要とする動物です。そのため、一日中食べて寝ているだけのように感じることも多いのではないでしょうか?このような理由から猫は筋肉が付きにくい動物といえます。
室内で飼われている猫となると、さらに運動量が少なくなります。
活動量が多い猫や肥満気味の猫は比較的寒さに強いですが、子猫や老猫に至っては極端に寒さに弱いので、しっかりと寒さ対策をしてあげましょう。
猫の寒さ対策が必要な気温とは?
猫が快適に過ごすことのできる気温は18℃から26℃くらいといわれています。
人間でも、気温が20℃を下回ると、なべ物やおでんなどの煮込み料理が恋しくなるように、猫もこのあたりから寒さ対策が必要になってきます。
猫自身の個体差もあるので一概にいうことはできませんが、
- 寒そうに丸くしている
- 毛が逆立っている
- 震えている
などの寒がっている仕草を見せていたら、本格的な寒さ対策が必要です。
猫の具体的な寒さ対策
ここからじゃ具体的な猫の寒さ対策についてご紹介していきます。
エアコンを活用する
エアコンを利用して、室内の温度管理をする方法です。猫にもよりますが、猫が快適だと感じる温度は一般的に20℃くらいだといわれています。
老猫や子猫の場合にはもう少し高い23℃くらいを目安にして、室温をコントロールしましょう。また、湿度は40%~60%くらいが猫にとって快適な湿度です。
これ以上室温が高いと、猫が脱水症状を起こす危険もありますので、適切にコントロールする必要があります。
段ボールやホットカーペットで防寒対策する
猫の寒さ対策で一番肝心なのは猫のお腹を冷やさないようにすることです。
小さいサイズのホットカーペットや、ペット用のヒーターなどもありますので猫が好む場所に置いて温めておきましょう。
猫の寝床に毛布を入れてあげたり、猫用ハウスを利用するのも有効な手段です。
段ボールで作った猫用ハウスを用意してあげる方法もあります。その中に毛布や着古したフリース・パーカーなどを入れてあげると、かなり温かく過ごすことができますのでおすすめです。
私が家で使っている猫の寒さ対策グッズのホットカーペットはこちらです!ペット用なので熱くなりすぎず、快適に猫が過ごせる温度を設定できるのでおすすめです。
ブラッシングをしてあげる
ブラッシングも猫の寒さ対策になります。猫の毛が毛玉になっていると、毛のスキマに暖かい空気を溜めこむことがうまくできません。
これを防ぐためにもこまめにブラッシングをして、毛玉を取り除いておく必要があります。
このほかブラッシングには全身のマッサージ効果や、スキンシップ効果などもあるので、定期的にブラッシングしてあげてください♪
私の愛猫アメリカンショートヘアをブラッシングするときに使っているブラシはこちらです。毛が溜まってきたときブラシについたボタンを押すだけで抜け毛がポンっと取れるので、手間がなくて便利です♪ブラシに絡まった毛を取って捨てるのって意外と手間なんですよね…
ペット用湯たんぽを用意する
お湯を入れて作れる簡易型の湯たんぽを猫の寝床に入れておいてあげる方法も寒さ対策としておすすめです。火傷しないよう湯たんぽはタオルや毛布でくるんでおくのがポイントです!
レンジでチンして使える寒さ対策グッズを用意する
ペット用の寒さ対策として、レンジでチンするだけで使える寒さ対策グッズもあります。火や電気を使わないので、仕事などで長時間留守にする場合でも安心して利用できます。
最後に
今回は猫の寒さ対策やおすすめの寒さ対策グッズについて紹介しました。
猫は犬や人間に比べて寒さに弱い動物です。かわいい猫ちゃんに寒い冬を快適に過ごしてもらうためには、寒さ対策がどうしても必要になってきます。
ご主人の留守中や就寝中に、猫に危険が無いように配慮することも忘れないようにしましょう。