介護施設は多すぎて、どこをどう選んで良いのかわからない。
そんな声をよく耳にします。
本当に介護施設は種類が多すぎて、選択肢がたくさんあり困ってしまいます。
誰もが思っている介護施設の選び方。
今回は、介護施設の正しい選び方を簡単にご紹介します。
介護施設を選ぶときに準備すること
介護施設を選ぶとき、何から手をつけて良いのかわかりません。
まず初めに、どんな準備をしたら良いのでしょうか。
施設のHPを探す
ポータルサイト(Googleやyahooサイト)から、施設の情報を探す人がいます。
これはあまりお勧めできません。
何故なら、それらのサイトから検索する場合ある程度施設の宣伝なども含まれていることがあるからです。
きちんとした情報をしりたい場合は、施設のHPが一番です。
- どんな経営方針なのか
- 設備内容(居室、風呂、トイレなど)
- スタッフの数
- 場所
- 提携している病院名
- 緊急時の対応
- 入居費用
などを施設のHPで確認することができます。確認できない場合は、直接施設に電話をして聞くこともできます。
見学したい施設が見つかったらどうすればいい?
見学したい施設が見つかったらどうしたら良いでしょう?
- 見学したい施設は一つに絞らない
- 電話対応の良い施設選ぶ
- 施設の口コミを参考にする
見学がしたいと電話で予約をしますが、そのときのスタッフの対応も大事です。見学したい施設は、一つに絞らず幾つか見学するようにしましょう。
HPではわからない、施設の空気感やスタッフの対応を比較することができます。また、施設の口コミも重要です。口コミサイトなどをみて口コミを探してみたり入所されている家族さんがいる場合は、尋ねてみるのもいいですね。
介護施設を選ぶときに見学するときの注意点
施設見学は、施設を選ぶときの重要点になります。そのときどんなことに注意をすれば良いでしょう?
介護施設を選ぶときの4つの注意点
- 約束の時間は厳守する
- 質問は頭の中に入れておく(無理な場合は箇条書きで紙にかいておきましょう)
- 利用者と一緒に行く(寝たきりでない場合)
- できるだけ朝10時~昼2時頃に見学をする
当たり前ですが、約束した時間は守るようにしましょう。施設側も、そのつもりでスタッフを配置させています。
質問することを頭に入れておきましょう。きちんと答えてくれる施設なら安心して預けられます。
利用される方と一緒に行くのがベストです。特に認知症の方は、環境が急に変わると認知が進行してしまう可能性もあります。施設見学をすることで、環境の変化を少しでも和らげることができます。
朝10時~昼2時頃の見学を推奨します。
この時間帯は施設側も時間にゆとりがあります。また、入所されている利用者さんもゆったりしている時間帯です。
介護施設を選ぶとき施設内のどこを見れば良い?
施設を見学する際、施設内のどこをみればいいのかご紹介しましょう。
施設内のここみる!
- 施設の雰囲気
- 清潔か不潔か?
- トイレやお風呂
- スタッフの声かけ
施設に入った瞬間、ここはいいなあ~と直感でわかる施設があります。施設内が明るく、利用者さんの笑顔がある施設は間違いなく選んで良い施設だと思います。
フロアーにあまり物を置いていない施設は安全と言えます。通路に物を置いている施設は、車いすや歩行中転倒の恐れがあります。
清潔な施設は、テーブルや廊下もキレイです。ホコリがあるかない、目で見えるようなホコリがある施設は論外です。
トイレやお風呂は利用者さんにとって大切な場所です。使いやすいつくりになっているのかよく確認しましょう。
施設を見学している際、スタッフの声かけにも耳を傾けておきましょう。スタッフの対応で、施設を決める方は多いです。
ユニット型の施設で、フロアーに利用者さんが誰もいないと言う施設はあまりお勧めしません。
フロアーで利用者さんが座って楽しそうにしている施設は、間違いなくスタッフの対応も行き届いています。スタッフの声かけと同時に、スタッフの身なりもきちんとみておきましょう。清潔感のある身なりは、その人の人柄もわかります。
介護施設を選ぶとき、体験することが大切
施設によっては、体験をさせてくれるところもあります。利用される方ではなく、家族の方が一度体験するとより施設内のことがわかります。
体験することの4つのメリット
- 食事内容がわかる
- スタッフの介護内容がわかる
- 施設の一日の流れがわかる
- お風呂やトイレが使いやすいかわかる
食事は利用者さんが楽しみにしている一つです。スタッフの声掛けと同じくらいに重要になってきます。
毎日の食事です、美味しいものを提供して欲しいですね。体験入所をすることで、お風呂やトイレが使いやすいそうでないかがわかります。
体験することは、家族が楽しくできるかどうかを知る大切なことだと思います。