Webデザイナー

【Webデザイナーの年収】っていくらくらい?未経験/バイト/正社員/派遣/フリーランスを比較

収入は雇用形態や、スキルによって大きく異なってくるというのが私の見解です。ここではバイトから正社員、転職までしている私の体験から大体の年収の相場を紹介します。

アルバイト(未経験)の年収

Webデザイナーのアルバイト雇用を行なっている制作会社はたくさんあります。Webデザイナーの時給は大体950円〜1,200円ほどが平均となっています。時給1,000円で考えた時は(例)1,000円×8時間×22日=176,000円 / 月

と約18万円ほどが月収となり、年収にすると200万円ほどが平均です。また正社員と違い残業代をフルで支払ってもらえる会社の場合は3〜5万円程度は残業代で稼ぐことができます。

後々、正社員として働くことやフリーランスでやっていくため経験を積む働き方としては問題はないのですが、生活のことなど考えると年収を紹介した通りアルバイトのWebデザイナーは稼ぐことができないので、あまりお勧めはできません。

正社員の年収

Webデザイナーとして働きたいと思っている方の大半は”正社員で働きたい”とお考えではないでしょうか。これから先Webデザイナーを目指すのであれば正社員雇用で勤務することをお勧めします。

理由としてはアルバイトと違い、毎月の給料、福利厚生が保証されており、会社での制作プロジェクトの権限を与えてもらえるのが正社員だからです。なので、制作プロジェクトにやりがいを感じれ仕事に対する責任感を持って取り組むことができます。正社員雇用で勤務する1年目は、未経験の仕事を通して多くのことを学ぶことができとても楽しいと思います!

さて本題の年収。

正社員で働くWebデザイナーの年収は280万円〜320万円となっています。

参考資料として厚生労働相が公表している性別・年齢層別デザイナーの年収の表を紹介します。

性別・年齢層別デザイナーの年収(2014年版)

月収にして約23万円〜26万円ほどとなり、ここから保険や税金などを引かれ手取りの金額としては決して高い給料とは言えませんが、「お仕事をしながらデザインの勉強ができ、自分のスキルアップができる」と考えた時、とてもいい環境だと思います。

派遣社員の年収

東京や大阪などの都心部ではWebデザイナーの派遣の求人が多数あります。派遣社員の場合の雇用主は所属する制作会社などではなく、登録する派遣会社になります。派遣社員の特徴としては時間がきっちり決まっているので残業が少なく、スキルで雇ってくれるため時給(給料)が高めに設定されています。なので時間に余裕を持って働きたいと考えている方にぴったりな働き方でもあります。

上記でも述べたように都心部ではWebデザイナーの派遣の求人が多く、時給も高めに設定されており、平均時給が1,500円〜2,200円(例)1,700×8時間×22日=299,200 / 月

年収にすると300万円〜350円ほどになります。

フリーランスの年収

フリーランスは個人事業のため月収はピンキリです。0円〜一千万円を超えることもあります。フリーになりたてだったり、スキルや実績がない状態だと数十万円台で、実績や信頼があると一千万円を越えるなどかなり幅広いです。フリーランスの年収の平均をとってみると正社員と変わりない、もしくは少し少ないくらいの傾向があります。

フリーランスの魅力としては「自由な働き方ができる」こと「自分の頑張り次第で収入を増やせる」ことだと思います。「稼げなくても最低限の生活ができればいい」といったような比較的軽く、安めに考えている方も少なくはありません。また経験も浅いのにフリーランスに転向するのはあまりお勧めしません。デザインはセンスも兼ね備えていますが、実務経験・デザイン力・知識・コーディングなどの専門知識・企画力などのスキルを身につけてから挑戦することをお勧めします。
また、専門的ですが所得が900万円を越えたくらいから法人化していった方が税務的に有利になってくるので、法人化または従業員を雇ってフリーランスを辞めてしまう人も多いです。