季節は師走となり、何かと忙しい季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
いくら忙しくても、かわいい犬の寒さ対策を忘れてはいませんよね?
この記事では犬の寒さ対策、防寒グッズ、自宅でお手軽にできる対策方法について紹介します。
寒さ対策が必要な犬
「犬はよろこび庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」という童謡のイメージから「犬は寒さに強い動物」なんて、勝手に思い込んでいませんか?
ところが中には寒さに弱い犬種もいますので、ここでご紹介します。
- チワワなど原産国が温かい国の犬種
- フレンチブルやボストンテリアなどの毛の短い犬種
- トイプードルやマルチーズなどのシングルコートの犬種
- 病気の犬や、子犬、老犬など。
上記で紹介した犬種は特に寒さ対策が必要になってくるので、飼っている方は、この記事を読んで是非、寒さ対策を実践してみてください!
犬にとっての適温は
飼っている犬の犬種や地域などにもよりますが、犬が快適だと感じる温度は大体20℃前後です。暖房器具などを使用するときはこの室温を目安にするとよいでしょう。
飼っている犬が鼻を隠して丸くなっている場合は、寒がっているサインです。このような仕草を見かけたら、本格的な寒さ対策が必要になります。
効果的な犬の寒さ対策【室内編】
ここでは犬を飼っている室内でできる寒さ対策について紹介します。
ケージを工夫する
ケージを部屋の中で暖かい日当たりのよい場所に移動させるだけでも、かなりの寒さ対策となります。
ただし、直射日光もよくありませんので、レースのカーテンなどを活用しましょう。ケージの中に毛布や着古したフリースなどを入れてあげるのもおすすめです。
ホットカーペットや床暖房を活用する
ホットカーペットの場合は、犬が暑くなった時に逃げることのできるスペースを確保してあげましょう。
床暖房の場合はすのこやソファなどを利用して、自分で涼しい場所に移動できるように配慮をしてあげましょう。
エアコンと扇風機の併用する
エアコンの温かい風は天井付近に集まる傾向があるため、床の付近は温まりにくいものです。このため扇風機などで部屋全体の空気をかき混ぜる必要があります。
このとき天井に向けて風を送るように扇風機を設置しましょう。
トイレを暖かいところに設置する
犬のトイレを廊下などの寒いところに設置している場合は、暖かい部屋にトイレを移動させましょう。
寒いのが嫌でトイレを我慢してしまう子もいます。このような場合は泌尿器系の病気になりやすいので、注意してあげましょう。
効果的な犬の寒さ対策【グッズ編】
ここからは、犬の寒さ対策として効果的なグッズを紹介します。
長時間のお留守番も安心な「湯たんぽ」
湯たんぽは暖かさが持続するので、長時間の犬のお留守番にも安心して使うことができます。寒いときにはこれにくっついていれば暖かく、熱くなったら逃げることもできるので、犬が自分で調整できるのも安心できるポイントです。
犬用の湯たんぽでなくても、人間用の湯たんぽでも使えます。この場合はタオルやカバーなどをかけてあげるといいでしょう。
ペットボトルにお湯を入れれば即席の湯たんぽとして使うこともできます。いずれも、犬の寝床やお気に入りの場所においておくとよいでしょう。
「犬用の防寒着」で寒い外のお散歩もへっちゃら
飼っている犬が寒さに弱い犬種の時は、コートなどの犬用の防寒着があると、お散歩中も快適に過ごすことができます。
「犬に服なんてかわいそう」という声も聞かれそうですが、寒さに弱い犬種にとっては防寒着を着せることが犬の健康を守ることになります。
犬が最初は嫌がっていても、「これを着れば暖かい」と認識してくれるようになれば、自分から着てくれるようになります。