ペット

【厳選15選】猫の尻尾(しっぽ)の動きで分かる気持ちを徹底解説!

猫の尻尾(しっぽ)の動きで分かる気持ちとは

猫の尻尾はいろんな動きをしますが、気持ちによって動きが変わります。どんな時にどのような動きをするのか、今回はご説明させて頂きたいと思います。

猫がしっぽをパタパタさせているのはどんな気持ち?

室内飼いの猫が多くなってきていますが、窓の外を眺めて座りながら、しっぽをパタパタさせている時は、何かを考えている時です。「外に出たいな」「あったかいな」「遊びに行こうかな」など、まるで人間が物思いにふけっているようなときです。猫もぼんやり何かを考えるのですね。

しっぽの先をちょこちょこ動かすのはどんな気持ち?

猫がしっぽの先を少しだけちょこちょこ動かしているときは、何かを見つけて飛びかかろうか考えている時です。転がるおもちゃなどを見つけて反応するときや、虫などを見つけた時にちょこちょこ動かします。

猫がしっぽを左右にブンブンとふる時はどんな気持ち?

犬はご主人様が帰宅した時などに、喜びを表す意味でブンブン振りますが、猫の場合はそうではありません。警戒していたり、他の猫に対して「俺の方が強い!」と見せているときです。特に雄猫は喧嘩する時にこのようにしっぽを振ります。

寝ながらしっぽを少し動かすのはどんな気持ち?

猫は寝ながらでもしっぽを動かすことがあります。完全に寝ているわけでなくて、飼い主さんに呼ばれた時に面倒臭いのでしっぽだけ動かして返事の代わりにしています。また、寝ている最中に物音がしたときも、小さくしっぽを動かすようです。

しっぽをバタバタと大きく振るのはどんな気持ち?

猫にももちろん感情があります。イライラしている時は、座りながらでもしっぽを左右にバタバタ動かすときは、あまり触らない方がいいです。飼い主さんであろうとも、ひっかいたり噛んでくることがあるからです。

ゴロンとしながらゆっくりしっぽを大きく振っている時の気持ちは?

猫もまるで人間のように、ゴロンと寝そべります。見ているだけで癒されますが、その時に猫がしっぽをゆっくりと大きめに振っている時は、とてもリラックスしている状態です。撫でても大丈夫ですが、猫的には「そっとしておいて欲しいな」という気持ちもあります。

素早くしっぽが動いているときはどんな気持ち?

猫のしっぽは、感情によって動くスピードが違います。小刻みに素早く動いている時は、何かに怯えていて不安な場合や、落ち着かないという時です。他所の猫や犬の鳴き声に反応していることもあります。

しっぽがだらんと垂れている時はどんな気持ち?

犬も叱られたり、怖いことがあるとしっぽをだらんとさせますが、猫も叱られてしまった時などはしょんぼりしてしっぽをだらんとさせます。

また、体の調子が悪い時もしっぽを下げているので、叱っていないのにだらんと下げたままずっと行動している時は、具合が悪くないか観察してあげてください。

抱っこされた時にしっぽを素早く動かす時はどんな気持ち?

猫は抱っこさせてくれる子と、そうでない子がいますが、基本的にあまり抱っこは好きではないようです。抱っこしている時に、しっぽを素早く動かす時は、抱っこが嫌でおりたいという気持ちです。

抱っこされた時にしっぽをゆっくりと動かす時はどんな気持ち?

抱っこが好きな猫の場合は、ゆっくりとしっぽを動かします。心地よい気持ちだったり、安心している様子です。甘えん坊な猫の場合は抱っこした時に、ゆっくり動かすようです。

抱っこされている時にしっぽをお腹の方に動かす時はどんな気持ち?

猫を抱っこして、しっぽを自分のお腹側にくっつけるように動かす時は、抱っこに慣れて

いなくて怖い気持ちです。反対に、尻尾が垂れている時は、リラックスしているので抱っこしていても大丈夫です。

しっぽをピンと立てている時はどんな気持ち?

猫が歩きながら、しっぽをピンと立てている時はご機嫌な時です。かまってもらいたい、甘えたいという気持ちの時も、しっぽをピンと立ててフリフリ動かします。撫でてもらったり、おやつが欲しかったりする時も、このようになります。

しっぽを後ろ足の間に巻き込む動きはどんな気持ち?

猫が後ろ足の間に、自分のしっぽを巻き込む動きを見せるのは、何かに対して恐怖を感じている時です。怖い、不安という気持ちの表れです。犬でも同じような動きをしますので、わかりやすいです。自分は弱いので、襲いかからないで欲しいということもあり、子猫が他の成猫に対して行うこともあります。

しっぽの毛をブワッと逆立てて動かす時はどんな気持ち?

猫は怒ったりすると、全身の毛を逆立てて威嚇します。しっぽを立て、なおかつブワッとさせている時は、他の猫などに威嚇したり、攻撃体勢に入ろうとしているところです。

立ったり歩きながらしっぽを大きく動かす時はどんな気持ち?

立ったままや、歩きながらしっぽをゆっくりと動かしている時は、例えば新しいおもちゃを見つけたときや、何かに興味を持った時です。「どうしようかな」「飛びかかろうかな」など考え事をしている時です。

まとめ

猫はもちろん人間の言葉が話せるわけではありませんが、人間が猫のしっぽの動きを読んで、気持ちを汲み取ってあげることはできます。猫との快適なライフのために、ぜひとも参考にしてくださいね!