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【犬の健康はエサ選び】ドッグフードの種類と正しい選び方

愛犬の健康管理に欠かせないのが、ドッグフードの適切な量や種類です。

月齢や犬種などによって、正しい選び方があるので、それらを学ぶことで愛犬が生き生きと元気に長生きしてくれます。

家族の一員である愛犬のために、どのドッグフードを与えれば良いのか把握しましょう。

ドッグフードには様々な種類がある!どれを選べばいいの?

ドッグフードと一口に言っても、様々なタイプがあります。

今ではドッグカフェがあったり、様々なサービスエリアにドッグランがあるように、犬は愛犬家の皆さんに取ってかけがえのない家族です。

そんな家族の一員である犬が、美味しく食べてくれて、健康を保てるように配慮するのは、飼い主さんの責任でもあります。

主なドッグフードのタイプ3種

まず、ドッグフードにはどのような種類があるのでしょうか。

ウェットタイプのドッグフード

犬が喜んで食べてくれるものとしては、少しお高めですがウェットタイプのドッグフードがあります。

とても柔らかく、水分が多めなので、食欲がないときや、老犬などに与えるのがおすすめです。また、ウェットタイプのドッグフードはパウチで小分けにされているものもあるので、与えるとき便利です。

犬によっては、ウェットタイプを与えるとお腹がゆるくなってしまう子もいますので、便の状態などを確認しながら与えてみて下さいね。

セミドライタイプのドッグフード

セミドライタイプのドッグフードは、少し柔らかめのドッグフードで、水分が30%ほど含まれています。歯が弱っている犬、老犬、子犬などに適していますが、こちらも水分が多めなので保存には注意してください。

できれば、日差しが当たらないところで保存するのがオススメです。

ドライタイプのドッグフード

ドライフードはカリカリとした粒状で、一般的に市場に多く出回っているタイプです。栄養素がぎゅっと詰まっており、小粒のものなどもあるので、超小型犬を飼っている人にもおすすめです。

犬によっては、べちゃっとしたご飯が苦手で絶対にカリカリしたドライフードでないと食べたくないという犬もいます。

経済的に助かるドライフードですが、体調が優れないときや、小さいうちは、ドライフードをふやかしてあげると食べやすいです。

お湯でふやかして、油分を落とし、人肌程度にして与えると食べてくれますので、手間はかかりますが愛犬の健康に繋がります。

ドッグフードの賢い選び方とコツ ~子犬編~

子犬の頃は、栄養価が高いドッグフードを選ぶことが大切です。子犬用のドッグフードは、「幼犬用」と書かれたものを選んで与えてあげてください。

生後2ヶ月くらいから、1歳になるくらいまでは幼犬用のドッグフードが良いです。筋肉や骨格をしっかりと作るためにも、栄養価の高いドッグフードを与え、適度な運動をさせてあげることが大切です。

最近では屋内で犬を飼う人が多いですが、室内犬であっても、ある程度運動させないと、成犬になってから太りやすくなりますし、しっかりとした体・骨が作れません。

犬種別に必要な運動量も変わりますので、ジャックラッセルテリア、ミニチュアシュナウザー、コーギー、トイプードル、ミニチュアダックスフントなど比較的小さめの犬であってもかなり運動を要します。

幼犬は生後4ヶ月目くらいまでは、離乳食としてふやかしたドッグフードを1日3回与えることが望ましいです。

5ヶ月あたりを過ぎたら、ふやかさないで、セミウェットタイプやドライフードを1日に2回くらいを目安に与えましょう。

ドッグフードの賢い選び方とコツ ~成犬編~

だいたい生後10ヶ月から1年経つと、成犬になります。成犬になるあたりで、避妊や去勢手術をするので、そのあとは太らないように気をつけてあげる必要があります。

どうしても避妊や去勢をした犬は、太りがちになってしまいますので、低カロリーなものを与えてあげましょう。

ですが、タンパク質が不足するとダイエットに繋がりませんので、高タンパクなドッグフードを選んであげることが大切です。

犬は人間のように自分の意思でダイエットができませんので、飼い主さんが気をつけてあげる必要があります。

たんぱく質が多いフードの見分け方は、鶏肉や魚が使われているフードです。犬は雑食の動物ですが、狼の名残から、肉をメインに食べていますので、新鮮な国産のお肉などが使われているものが望ましいでしょう。

高タンパクなドッグフードは、成犬の体作りにも必要不可欠です。

ドッグフードだけでは食いつきが悪い場合は、リンゴなどを細かく切って少々入れてあげるとお通じにも良いです。

私が現在飼っているティーカッププードルは4歳になるので、成犬ですが「ロイヤルカナン」というドライタイプのドッグフードを与えています。他のドッグフード(例えばピュリナワン)と比べると値段は少し高いですが、体が小さい犬で、ドッグフードの量も少ないため「ロイヤルカナン」を与えています。

Amazonだとペットショップやドラッグストアよりも安く売っている時があるので、お得に買うならAmazonを一度チェックしてみて下さいね♪

 

ドッグフードの賢い選び方とコツ ~老犬・シニア犬編~

犬種や個体差もありますが、だいたい7歳くらいからシニア犬になります。人間でも、一定の年齢になると思うように体を動かすことができなくなったりしますが、犬も同じように年老いてきます。

運動量も減るので、今まで通りにフードを与えていると、太りやすくなることもあるので要注意です。

ですので、低カロリーなドッグフードを選んであげるようにしましょう。

もし、食べにくそうなら、ドライフードではなくセミウェットタイプか、ウェットタイプのものが良いです。

歯も衰えてきますので、噛みにくそうにしていたら、ドッグフードを見直してあげる必要があります。

ドライフードを使う場合でも、お湯ですこしふやかして、人肌程度にしてから与えてあげると、食べやすくなります。

シニアや高齢犬用は、パッケージに「シニア」「高齢犬用」と書かれたものを選んであげてください。犬種別によって用意されていることもありますので、愛犬の犬種と年齢にあったものを探すことが大切です。

最後に

ドッグフードの選び方は、初めて犬を飼う人にとってまだわからないことが多いと思います。

犬もライフステージに合わせて、必要な栄養素も異なってきますし、与え方も違います。

愛犬が安心して食べられるよう、そして長生きしてくれるようにドッグフードの対象年齢や、成分を把握して与えてあげましょう!