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【犬のトイレのしつけ方とコツを紹介!】犬を飼い始めたらまずトイレのしつけから

犬は人間と長らく生活してきた動物で、近年はコンパニオンアニマルとして、ペットというよりは家族の一員として可愛がられています。

とても賢く、従順な動物である犬ですが、犬はしつけをしないと、群れ社会の動物なのでリーダーのいうことを聞きません。

それはトイレトレーニングも同じです。

今回は、犬を飼い始めたら、どのようなトイレのしつけの方法があるのかコツをご紹介します。

ソワソワしだしたら、トイレに連れて行く

子犬を迎えて室内に出せるようになったら、トイレのしつけを始めなければなりません。去勢や避妊手術までに、トイレを覚えないとあちこちでトイレをするようになってしまい大変です。

特にオス犬の場合はマーキング行為がありますので、足を上げて家の中でおしっこをするようになると、後片付けも大変な事に…

子犬が部屋の中でぐるぐると円を描くように回りだしたり、ソワソワしだしたら、トイレに連れて行ってあげましょう。

持ち上げてトイレに連れていき、その場でトイレができるようにしてあげることを繰り返すと、「ここはトイレをする場所なんだな」と犬は理解してくれます。

このしつけ方法は、人間の子どもがトイレをトレーニングするようですが、犬は人間の用事程度どの知能がありますので、人間の子どもを相手にしたことのある人なら分かりやすいでしょう。

人間の子ども相手のように、優しく声をかけてあげるのも効果的です。

大袈裟かもしれませんが「いちにー、いちにー」「しーしー」など合図をしてあげると、犬は理解してくれたりしますよ♪

犬のトイレしつけ用スプレーを使ってトイレトレーニングする

何度かトイレトレーニングをしても、なかなかトイレを失敗してしまう犬もいます。部屋の中で粗相をしてしまう子もいれば、外でしかトイレをしたくないという子もいます。

外でしかしたくない子は、自分のクレートやゲージの中が汚れるのが嫌なタイプかもしれません。

しかし、なかなか家の中でトイレをしてくれないと、病気にもなりやすいです。犬種によっては腎臓が悪くなりやすい犬種もいるので、長い間おしっこを我慢させないようにしたいところです。

人間の嗅覚では分からないですが、微量のアンモニアが含まれているスプレーがあります。ホームセンターやペットショップで販売されており、800円から1,000円前後です。刺激臭であれば、犬は人のおよそ1億倍の嗅覚があります。

この嗅覚を生かして、即席追尾といって犯人や行方不明者の足取りを追う警察犬として活躍する犬もいれば、麻薬探知犬として働く犬もいます。

微量のアンモニアが入っているスプレーを、ペットシーツにシュッシュとスプレーして、おトイレしていいということが分かります。

反応しない犬もいるので、絶対効果があるとは言い切れませんが、トイレのしつけとして試してみても良いと思います。

ちなみに私が実際に使った犬のトイレトレーニング用スプレーはこれです。家中のいろいろな場所で粗相していた愛犬ですが、3日くらいでトイレの場所を覚えてくれました!個人差はあると思いますが700円くらいで買えて安いので、買って損はないと思います。

成犬になってからでもトイレのしつけを成功させるコツ

子犬のときにトイレトレーニングが失敗すると、もう無理だと諦めてしまう人もいますが、成犬になってからでも遅くはありません。根気よく続けることが大切です。

もし、成犬になった犬を引き取ったりする場合は、その家のどこでトイレをしていいか覚えさせる必要があります。

最初のうちは粗相をしてしまいますが、怒鳴ったり叩いたりして起こるのはNGです。犬は怒られることに恐怖を覚えてしまい、我慢をするようになります。健康上宜しくないので、我慢させないようにしましょう。

トイレの位置は静かであまり人がいないところを選んであげる

部屋の隅っこなど、人があまり普段いない場所を選んであげると、落ち着いてトイレをしてくれます。

床をくんくん嗅いでぐるぐる回っているタイミングで、トイレまで連れて行き、その場でトイレをさせます。

トイレができたら必ず褒めてあげる

トイレができたら必ずおやつをあげたり、撫でてあげると、「トイレがきちんとできたら褒めてもらえるんだ」と覚えてくれるはずです。

成犬だからといって、諦めずに根気強く続けてあげればしつけは成功しますよ!

最後に

犬のトイレのしつけは、何度も繰り返して覚えさせるものなので労力が要りますが、一度覚えてくれれば楽なので、犬を飼い始めた時点でトイレトレーニングをスタートしてみてください。